るーがく In Malaysia

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私のマレーシア留学のあれこれを...

【2024年7月最新】モナッシュ大学マレーシア校ビジネス学部を紹介!〜ユニットの組み合わせ方と単位数編〜

(2024年7月20日更新⇨専攻の種類を更新しました。)

Welcome and Thank you for coming to my blog!

ブログを覗いてくださりありがとうございます🎓 お久しぶりです!Luuです🌙

本ブログを更新するのは6ヶ月ぶり!記事を更新していないこの6ヶ月以上の間も、たくさんの方がこのブログを見てくださり、毎月初めには100PVを継続して超えられるようになりました😭 2022年後期は前期とは違い、勉強面以外で忙しくなり、記事は書けても最終チェックをして投稿することが難しかったです…

また、日本に現在帰国しているんですが帰国後すぐにアルバイトを始めたため執筆・確認をする時間を確保できず、これだけ期間が空いてしまいました🤧 本当にごめんなさい。

ですが、投稿していない期間もみなさんのお役に立てそうな記事をたくさん書きましたので、これから投稿される記事を楽しみに待っていていただければと思います🥰

ところで、皆さんはこの記事を覚えていらっしゃいますか?⏬

st-ab-life.hatenablog.com

 

上記の記事は約半年前の6月に投稿したもので、Monash大学でのユニットの組み合わせ方と単位数についてお伝えしている記事です。Monash大学マレーシア校には2月・8月・10月の3回入学時期があるのですが、2022年10月入学のビジネス学部生から新しいユニットや新しい専攻が導入されました!そこで今回は、そんな新しいMonash大学ビジネス学部のユニットや単位数の仕組みについてご紹介します✨😳

今回も上記の記事と同様に、授業の組み方や単位数ご紹介していきますので、是非ご覧ください!  

 

Business学部とは?

モナッシュ大学マレーシア校のビジネス学部には、

10の専攻で構成されています。(気になる学部をクリックすると、該当専攻の概要が載っているページへ遷移します)

専攻は自由に選べますが、Monash大学のビジネス学部に所属している学生は専攻以外に全員必ず7つの科目を受けなければいけません。この7つの科目については下でお伝えします!

ビジネス学部の就学期間は通常だと3年ですが、

Bachelor of Business and Commerce and Bachelor of Digital Media and Communication ・ Bachelor of Business and Commerce and Bachelor of Computer Scienceというダブルディグリー (つまり1回の卒業で2つの学士号がもらえるコース)に入ると、通常のビジネス学部に比べて取る単位数も増えるので、就学期間が4年になります。

 

ビジネス学部での授業の種類は?

続いて、多くの方が気になっているであろう単位の仕組みや組み合わせ方について簡単に説明していきます!

※以下の情報は2022年10月時点のものです。入学時期によって履修科目や留学要項が変わる場合がありますのでご了承ください。履修登録についてのご質問も個人的に受け付けています!

今からお伝えしていく中で覚えておいて頂きたいのが、1unit=6credit points ということです!Unitは日本の大学でいう「単位」のことです。モナッシュのホームページでは、ページによってクレジット表記だったり、ユニット表記だったりと統一されていないので混乱してしまいがちです🤧

Monash大学は1年が2学期で構成されていて、3年で卒業の場合は計6学期受けることになります。そして、基本的に1学期にとれるユニット数は4ユニット (4科目)、計24クレジットです。

1学期4ユニットが標準的な授業の取り方なので、3年間で24ユニット (144クレジット)を受けて試験をパスする必要があります。留学生の場合はこの24ユニットに加えて留学生受講必須の科目を2つ取らなければいけません💦

この2つを入れると、私たち留学生が3年間で受ける合計ユニット数は26ユニットになります。ですが、ここではモナッシュ大学の HPにもある通り、計24ユニット (留学生受講必須の科目を除く)について触れた後、留学生受講必須の科目についてお伝えします。

ここからすこし内容が複雑になりますが、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます😎

まずは、先ほどお伝えした24ユニットの大まかな内訳を紹介します。

※ビジネス学部の場合です。

ビジネス学部で提供されているユニットは、大きく6つの種類に分けることができます。

・Compulsory unit (必修科目)

・Capstone Portfolio (Compulsory)

・Major unit (主専攻)

・Minor unit (副専攻)

・Free elective (自由選択科目)

・1Additional unit (追加ユニット)

ビジネス学部以外の学部について詳しくは分かりませんが、他学部でも1つ目のCompulsory unit 以外の5つは同じです。

 

B2026 - Bachelor of Business and Commerce:2024 Intakes

⏫上記のURLをクリックすると、モナッシュ大学マレーシア校ビジネス学部内で提供されているユニットの一覧をPDFで見ることができます!(ユニットスケジュールと言います)

それでは、ここからは1つずつ詳しく説明していきます🗣

上記のユニットスケジュールと照らし合わせながら読んでいただくと、よりわかりやすくなるかと思います🙆‍♂️

 

Compulsory unit (必修科目)

この科目は、先ほどお伝えしたビジネス学部生受講必須の7ユニットです。ビジネス学部に所属している学生は全員必ずつの科目を受けなければいけません。

その7つは、

・Accounting in business

・Foundations of finance

・Malaysian Business Law

・Introductory Microeconomics

・Introduction to Statistical Analysis

・Introduction to Management

・Marketing Fundamentals 

になります。

この7つの科目はAccountancyを主専攻にしない生徒がうける科目になります。Accountancyを主専攻にする場合は、こちらから「Requirements < Part A. Business and commerce specified study < Students completing a major in Accountancy」の順にクリックして、Accountancy専攻向けの必修科目をチェックしみてください!

この7つを受ける利点は、自分が興味のある分野を絞りやすくなるというところだと思います。上記の7つはMonash大学マレーシア校で提供されている8つの専攻に繋がっていて基礎的な部分になっているので、自分がどの分野に強いのか・何を勉強してみたいのかをより明確にできると思います✨

2022年2月入学の際の情報ですが、私がその時期に入学した時は、上記の6教科のうちの4つが1年生の1学期で受ける科目として決まっていました🙆‍♂️ (他の先輩から聞いた話では、2021年まではこういった縛りがなかったそうです。)

実際に私が1年生1学期 (2022年3月〜6月)に受けていた、大学から受講するようにと指定があった科目は、

・Introductory Microeconomics

・Introduction to Statistical Analysis

・Introduction to Management

・Accounting in business / Financial Accounting1

の4つでした📕 

これらの4教科を受けた感想も別の記事で後日投稿予定ですので、気になる方はぜひ読んでくださると嬉しいです😁 これらの必須科目が計7つなので、モナッシュ大学ビジネス学部で履修しなけらばならない24ユニットの内、ユニットが必然的にここに割り当てられます。

残りの17ユニットは自分で好きなようにカスタマイズできるのですが、その前に!残りのユニットについて解説していきます🙋‍♀️

 

 

Major unit (主専攻)

ここが大学で勉強をするにあたって重要な部分です。モナッシュ大学マレーシア校ビジネス学部では、計8専攻が提供されています🔽

そして、ビジネス学生は上記の専攻から最低1つを選んで履修しなければいけません。

ここで1つポイントなのが、全ての専攻は8ユニットで構成されている点です。

さらに詳しくお伝えすると、専攻によっては、8ユニット全て必修になっているものもあれば、3つだけ必修で後の5ユニットはリストから自由に選べる専攻もあります。ですが、どの専攻を選んでも8ユニットで構成されていることに変わりありません。

 

Minor unit (副専攻)

続いては副専攻!

ビジネス学生はとれる副専攻に限りがあり、基本的にビジネス学部以外の学部の科目を取ることはできません。2022年10月現在で副専攻として取れるのは以下の通りです👇

 

大学入学後のオリエンテーションで配られる、主専攻と副専攻一覧表を見てみるとわかるんですが、副専攻はあくまでも主専攻とは別物なので、提供されている科目数が少なかったり、主専攻でしか学べない科目もあります (✳︎がついている科目)。

例えば、もしマネジメントを主専攻にする場合、行動神経科学という科目を選ぶことはできますが、マネジメントを副専攻にした場合はその科目を選ぶことはできません。なので、もし行動神経科学を学びたい!といった場合はマネジメントを主専攻にするしかありません。

このように、主専攻と副専攻できっちり差別化されているのがポイントです。

そして私が入学した年以降に新しく選択できる副専攻は

・Fintech

・Digital Marketing

・Sustainability and Responsible Management

の3つです!

 

Free elective (自由選択科目)

ここでは、ビジネス学部以外の学部から受けたい科目を選ぶことができます。私はまだこれを取るつもりがないので詳しくは見ていませんが、いくつか選択科目の例を出すと、

Art & Social Sciences学部 (人文社会学部)内の科目であるコミュニケーションや、メディアの授業、別学部の心理学などの授業をここでは取ることができます。このFree electiveでは、基本的に学部関係なく科目を取れるようです🙆‍♂️ (受講のために要件を満たす必要がある場合もあります)

そして、ビジネス学部制もビジネス関係の科目をここで選べますが、ほとんどが必修科目とかぶっていて基礎部分の科目ばかりでした😶

また、1年を通して前後に授業がわかれているのもいくつか見つけました!(1学期はCommunication1・2学期はCommunication2など…)

 

Capstone Portfolio (Compulsory)

これも卒業するために必須で、モナッシュ大学では計4種類用意されています。私たちはここから1つ選べるんですが、この中にインターンシップができるプログラムも入っています。(私はこのインターンシップを取る予定です🙋)

ただ、このキャプストーンと呼ばれるものを取るためには96クレジット (16ユニット)を履修していなければいけません。つまり、通常通り1学期に4ユニットを履修するとすると、2年生の2学期を履修した後でしかこのキャプストーンは取れないということになります。

 

1Additonal unit (追加ユニット)

このユニットは私自身もよく理解していないのですが、オリエンテーションで聞いた話だと、このユニットはどの科目でもいいようです。私自身もユニットの組み合わせを考える時に、このユニットについては特に気にせずに組みました🤸‍♂️

 

 

以上が24ユニットの大まかな内訳です。

では次に、留学生履修必須のGeneral studies (一般教養科目)についてお伝えします!

General studies (一般教養科目)

モナッシュ大学で留学生が受けなければならない科目は2つあります。

1つがマレー語、2つ目が哲学です。(私は哲学と聞いた時びっくりしました😂)

卒業までに、この2つを留学生は履修しなければいけません。

私は1学期にマレー語を取ったんですが、テストも学習も全てオンラインで完結しました🏄‍♀️ 他の大学の子の話を聞いていると、マレー語でプレゼンテーションを行うところもあるみたいなので、他大学と比べると緩いのかなとも思いました🤔

(ちなみにこの2教科は評価がつかないもので、締切日までにビデオを見てテストを受ければOKです😶‍🌫️) ※2022年10月時点

 

授業の組み方

では最後に、授業の組み方を簡潔にお伝えします😼 必修科目の最後でお伝えしたように、ビジネス学部3年間の履修合計数である24ユニットのうちの17ユニットは自分で好きなようにカスタマイズできます。

おさらいになりますが、

・必修科目 → 7ユニット

・主専攻 → 8ユニット

・副専攻 → 4ユニット

・自由科目 →1 ユニット

キャプストーン → 1ユニット

・追加ユニット → 1ユニット

⏫これが基本的な単位数になります。

ではここから、17ユニットの組み方の例を4つほど紹介します。括弧内はユニット数を示しています。また、合計は各17ユニットです。(わかりやすくするために、各種類ごとに色を変えて示しています。)

主専攻1つ (8) 自由科目7つ (7) キャプストーン (1)

主専攻2つ (16) キャプストーン (1)

主専攻1つ (8) 副専攻1つ (4)自由科目4つ (4)キャプストーン (1)

主専攻1つ (8) 副専攻2つ (8) + キャプストーン (1)

⑤ 主専攻2つ 副専攻1つ キャプストーン

これが主なユニットの組み方です。

ここで簡単に各組み合わせの利点をお伝えします。

※以下の情報はモナッシュ大学の担当課からの説明をもとにお伝えしています。

① は、提携校やモナッシュ大学本校に留学を考えている方に向いています。

②,⑤ この組み合わせで授業を取っている先輩によると、他の組み方と比べて学習量が多いと感じているそうです。またこの組み合わせの場合、提携校への留学が難しくなってしまうそうです。(オーストラリア本校への留学にはあまり支障はないそうです。)

③ この組み合わせが1番人気のある組み合わせです。

④ の取り方は、広く色々な分野を勉強したい方におすすめですが、どちらかというと①,③ の方が提携校への留学をしたい方に向いていると思います。

 

……と、このようにそれぞれの組み合わせに利点がありますが、必ずしも上記の取り方で留学が難しくなるとは限りません。上記の説明は参考程度に読んでいただけると幸いです。

 

Luuの授業の組み方は?

最後に、私が現在どの組み合わせを選んでいるのかをご紹介します。以前の記事では、

主専攻として International business management (国際経営学)、副専攻に Management (経営学)と Strategic marketing (マーケティング)を選んだとお伝えしました。

その後この新しいユニットスケジュールが公開されたため、現在は当初の予定よりも少し変えて、

主専攻は International business management (国際経営学)と Strategic marketing (マーケティング)

副専攻に Management (経営学)を選びました。

そのため、今現在は私は⑤の組み合わせで授業を組んでいます。

ここで、17ユニットしかないのにどのように⑤の組み合わせをしているのか疑問に思われている方もいると思います。なのでここで、その理由をお伝えします。

まずお伝えする前に1つ重要なのが、私は必修科目を6つしか受けていない点です。私の入学時期は2022年2月で、上記の新しいユニットスケジュールが公開される前でした。そのため、3年間で受ける全24ユニットのうちの6ユニット分が必修科目に当てられ、残りの18ユニット分を自由に組み合わせられる状態になっています。

この状況下でも、⑤の、主専攻2つ・副専攻1つ・キャプストーン、の組み合わせだと、合計で18ユニット必要になります。私の場合だと残りの枠にきれいに収まるのですが、新しい制度では1ユニット足りません。

ここで重要になってくるのが、選んだ主専攻・副専攻に科目名とコードが被っている科目があるかというところです。私の専攻を例に出して説明します。

例えば私が専攻する、国際経営学経営学では、

MGW1010・Introduction to management

が両方の専攻科目として入っています。また、国際経営学マーケティングでは、

MKW3444・International marketing

が両方の専攻科目として入っています。

上記のように専攻したい科目の中で、科目名とコードが被っている科目がある場合は1科目として換算されます。そのため従来、主専攻2つ・副専攻1つ・キャプストーンで合計18ユニットになるはずが、上記の2科目が被っているため、合計16ユニット履修していることになります。

つまり、まだ2ユニット自由に受けられる科目があるということです。

読者の皆さんが選ぶ専攻によっては、全く科目が被らない場合もあります。なので、注意深く時間をかけて専攻などを決めることをおすすめします。

 

最後に

いかがでしたか?

今回は私が在学しているMonash大学を少し掘り下げてお伝えしました🥸

この記事を通して、少しでもモナッシュ大学、特にビジネス学部について理解するお手伝いができると嬉しいです❤️‍🔥 今回の記事は前編、このあと中編ではコースプランニングと留学についてを、後編では私の大学ライフプランをお伝えしていきます。

今絶賛執筆中なのですが、おそらく残りの2記事とも長い記事になってしまう予感がしています😱 長い記事ですができるだけ簡潔に・わかりやすくお伝えできるように編集中ですので、楽しみにしていただけると嬉しいです。

今回もここまで読んでいただきありがとうございました!

ではまた次の記事で!Bye~👋

 

Luu